ロミオとジュリエット 公演動画公開中@マリインスキー劇場

ロシアバレエファンの皆さん、こんにちは!
前回の愛の伝説に続き、マリインスキー劇場の公式Youtubeサイトにて昨日4/20に上演された「ロミオとジュリエット」の動画が公開されています。
恐らく1~2週間ぐらいで削除される可能性がありますので、お早めにどうぞ⇒ロミオとジュリエット(2018年4月20日公演)

この公演は前回の愛の伝説と同様に1幕毎に主役が変更するという変則的なキャスト構成になっている特別公演です。というのも、元マリインスキー劇場のダンサーで現在は同劇場でバレエマスターとして後身の指導にあたり、ファルフ・ルジマトフ(Farukh Ruzimatov)をはじめとしたロシアバレエ史、いや、世界バレエ史に名を馳せる多くのダンサーを育て上げたゲンナージー・セリュツキー(Gennady Selyutsky)の80歳を記念した公演だからです。配役はセリュツキー自身が行い、主要男性キャストは全て彼の教え子です。

主なキャストは以下の通りです。
【ロミオ】
1幕目:エフゲニー・イワンチェンコ(Yevgeny Ivanchenko
2幕目:アンドレイ・エルマコフ(Andrei Yermakov
3幕目:イーゴリ・コルプ(Igor Kolb)

【ジュリエット】
1幕目:ヴィクトリア・テリョーシキナ(Viktoria Tereshkina
2幕目:アナスタシア・マトヴィエンコ(Anastasia Matvienko 
3幕目:オレシア・ノヴィコワ(Olesya Novikova

【ティバルト】
1幕目:ドミトリー・ピハチョフ(Dmitry Pykhachov
2幕目:ダニーラ・コルスンツェフ(Danila Korsuntsev

【マキューシオ】
1幕目:アレクセイ・ティモフェーエフ(Alexei Timoveyev
2幕目:アレクサンドル・セルゲーエフ(Alexander Sergeev

その他同作品の情報は劇場公式サイトをご参照ください。

このキャスティングを見た時、久々に大きな声が出ました(笑)
もちろん各ダンサーの個性を活かした配役になっているのですが、何と言っても3幕目のロミオにコルプがキャスティングされている事に!
皆さんもご存知の通り、彼はマリインスキーバレエ団を代表するプリンシパルダンサーの一人で、今まで数々の主役を踊ってきました。しかしながら、近年のコルプは王子路線から離れ、悪役やキャラクター性の強い役を踊ることが多くなりました。これがまさかのハマリ役で、かつて王子を演じていた人とは思えないほど、すっかりこの路線のイメージが浸透しています。
が、やっぱりたまには彼の王子役も観てみたい!と思っていた矢先。直球ど真ん中ストライクなロミオ役に久々に配役され、筆者的にはこの日の公演を非常に心待ちにしていました。
このような素敵なキャスティングを考えてくださったセリュツキー氏に心から感謝します(笑)
きっと彼も久々にコルプのロミオが観たかったのでしょう。

もちろん、コルプだけでなく全幕通して各ダンサーの一味違ったロミオ、ジュリエット、ティバルト、マキューシオが味わえます!
どうぞ存分にセリュツキーワールドをお楽しみください!