シンデレラ@ミハイロフスキー劇場

ロシアバレエファンのみなさん、こんにちは!
本日より早速、鑑賞日記を始めていきたいと思います。
栄えある第一弾は・・・
ミハイロフスキー劇場の今シーズン新作の「シンデレラ」です。
※ダンサー紹介として、英語表記の部分を劇場公式サイトのダンサー情報とリンクさせました。素晴らしいダンサーを一人でも多く広めていきたい思います。

【鑑賞作品情報】 ※劇場英語版サイトからも情報をご覧いただけます。
●作品:シンデレラ
●鑑賞日:2018年1月17日
●主なキャスト:
・シンデレラ:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ(Angelina Vorontsova
・王子:イワン・ザイツェフ(Ivan Zaytsev
・継母:アーラ・マトヴェーエワ(Alla Matveyeva
・魔法使い:スヴェトラーナ・ベドネンコ(Svetlana Bednenko
●原作:シャルル・ペロー
●音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
●振付:ロスチスラフ・ザハロフ(同劇場 首席バレエ・マスターのミハイル・メッセレル復元版)
●同劇場初演:2017年9月14日
●あらすじ:
 第一幕:シンデレラの家のシーン。継母、二人の姉にいじめられながらもせっせと家事をこなすシンデレラ。ある日、お城で舞踏会が開かれることになり、継母と姉たちは着飾って出かけてしまった。案の定シンデレラは留守番。そんなシンデレラのもとに魔法使いが四季の妖精と共に現れ、綺麗なドレスと馬車をプレゼントしてくれる。ただし、それは午前12時までという制限付きの魔法の贈り物。とにもかくにも、シンデレラはお城へ向かう。
第二幕:舞踏会シーン。王子は最初相当退屈しているが、シンデレラを見つけるなり一目で恋に落ち、二人は共にダンスを踊り始める。しかし、魔法使いとの約束の時間は刻一刻と迫り、シンデレラは急いで城をあとにする。その際、ガラスの靴の片方を落としてしまい、それを拾った王子は彼女を見つけ出すことを決意するのであった。
第三幕:王子はガラスの靴を手にシンデレラ探しの旅に出る。スペイン、アラビア等、世界各国を巡り、最終的にフランスへ戻る。そして、ついにシンデレラを見つけ出し、二人は幸せに結ばれる。

【感想】
●作品:ミハイロフスキー劇場が満を持して発表した今シーズンの新作。本作の見所は、やはりバレエとプロジェクションマッピングの融合でしょう!物語に合わせた効果的なプロジェクションマッピングの活用は、バレエを見ているのか?もしやイルミネーションなのか?またはどこぞのアーティストのライブなのか?もはやこれはバレエと言えるのか?笑
と色んな意味で楽しませてくれる演出になっていました。
筆者の同劇場に対する以前からの印象は、他の劇場、特にマリインスキー劇場との差別化を行い、独特の世界観溢れる作品を輩出するということでした。そう言った意味で、今作は全く期待を裏切らないミハイロフスキーらしい斬新な演出で、現に客席は大喝采を送っていました。

●見所シーン: 
その①:2幕目最後の王子がシンデレラを追いかけるシーン。この場面でこれでもか!というプロジェクションマッピングの活用。ハラハラ、ドキドキさせる演出、圧巻です。
その②:3幕目の王子がシンデレラ探しの旅に世界各地を駆け回るシーン。いや、まず自分の国から探そうよ、と思わず突っ込みを入れたくなりましたが、ロマンチックな2幕目と打って変わったコミカルなシーンで観客を楽しませてくれました。
その③:何と言ってもプロコフィエフ大先生の音楽が素晴らしい!笑

●気になった点:プロジェクションマッピングの多用・・・苦笑
上記で絶賛しておきながら何ですが、ちょっと・・・使い過ぎの印象が。演出的には迫力もあり、良いとは思うのですが、舞台の手前に映像を投映するための薄い幕が張られ。その幕がある状態でソリストが踊ることが多々あり、正直ダンサーの踊りが良く見えないという現象が生じました。自分の視力が悪いだけか?笑
特に1幕目の四季の妖精の踊り部分。普通に彼らの踊りを見せて欲しかったです。

●ダンサー:ヴォロンツォーワとザイツェフのベストパートナーシップが光りました!
・ヴォロンツォーワ:同劇場に移籍してから着実に進化を遂げている彼女。安定したテクニック、シンデレラを彷彿とさせるチャーミングさ。素敵なシンデレラを踊りあげていました。
・ザイツェフ:安心して見ていられる確かな技術力と演技力。特に3幕目のコミカルな演技が笑いを誘いました。

●本日の注目ダンサー:アンナ・クリギナ(Anna Kuligina
彼女に関しては今回の作品に限った話ではないですが、同劇場のセカンドソリストであるクリギナをご紹介します。作品によっては主役を踊るダンサーですが、今回の役は「オレンジの踊り」という2幕目の舞踏会のシーンで登場する3人組の一人として踊っていました。
他の二人を圧倒するぶっちぎりの安定感、リズム感、技術力、役の解釈力。
是非とも彼女のシンデレラ役が見てみたいものです。

【本日の写真】シンデレラのカーテンコール
※この他の写真はEliska’s Instagramに載せます。
【本日のプチ情報】同劇場にはコールドバレエに日本人ダンサーのTanaka Minamiさんがいらっしゃいます。これからのご活躍に注目ですね!!

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Instagram始めました

ロシアバレエファンのみなさん、こんにちは!
突然ですが、インスタ始めました(笑)

というのも、今まで鑑賞したバレエの写真が溜まりに溜まり・・・
だからと言って鑑賞日記はあまり前まで遡るのもどうかな?と思い、それならばせめて写真だけでもインスタにUPしよう!という訳で始めてみました。

なので、鑑賞日記は最新のものを、インスタの方には過去に鑑賞したバレエ作品の写真だけを載せていきたいと思います。
当ブログと併せて、Eliska’s Instagramの方も覗いてもらえると嬉しいです!

Eliska’s Russian Ballet Diaryとは

ロシアバレエファンのみなさん、こんにちは!
ロシアバレエマニアのEliskaです。
この度、マニアが高じてブログを始めることを決心しました!

日本は多くのロシアバレエファンを誇る国の一つですが、そんなファンの人たちのため、そしてファン予備軍の人のために、当ブログでは筆者が現地で鑑賞したバレエ情報をご紹介していきたいと思います。
ちなみに、このブログのもう一つの狙いは、一人でも多くのロシアバレエファンを増やすこと!ですので、どうぞみなさん覚悟してください!笑

なお、当ブログが取り上げる劇場はロシアバレエ発祥の地として有名なサンクトペテルブルクにあるマリインスキー劇場、そしてミハイロフスキー劇場です。
この他、別の劇場やロシアの他の都市の劇場情報を記事にすることもあるかと思いますので、どうぞ末永くお付き合いいただけたら嬉しいです。

ところで、なぜ「バレエ」ではなく「ロシアバレエ」なのか?という疑問が湧いている人も少なくないかと思います。
ここでロシアバレエの魅力について永遠と語れる自信がありますが(笑)、気軽に読めるブログにしたいと思うので、筆者のロシアバレエ愛については日々の鑑賞日記の方でちょいちょい小出しにしていきます。

それでは、鑑賞次第、随時更新していきますので、乞うご期待ください!

●本日の写真:アンナ・パブロワの記念碑
●本日のプチ情報:「瀕死の白鳥」で世界中にその名を馳せたパブロワが1910年に住んでいた家があった場所(ミハイロフスキー劇場付近)